けいれんが治まらない、意識を失った1歳息子と救急車に乗り込んだあの日

救急車 子育て

1歳から通い始めた保育園生活に慣れてきたころでした。季節の変わり目である6月、保育園では胃腸炎が大流行していました。息子も胃腸炎に感染してしまい、しばらく保育園を休むことに。嘔吐や下痢の症状がひどく、いっこうによくなりません。そして…とうとう悪夢の時がやってきたんです。

赤ちゃん

嘔吐や下痢の症状がひどかった

息子が1歳5カ月の時でした。季節の変わり目は決まって胃腸炎が保育園で大流行。手洗いやマスクをするなど予防を心がけたものの、残念ながら感染してしまいました。私はいつものように息子を小児科へ連れて行き、薬を処方してもらって自宅で様子をみることにしました。

今回が初めての胃腸炎ではないのですが、嘔吐や下痢が今までよりひどい気がしました。さらに熱は39度を超え、腹痛をうったえています。つらそうな息子を見て心配になり、もう一度小児科を受診することにしたんです。

いっこうに症状がよくならない

再度受診するものの「脱水症状にもなっていませんし、家で様子をみてください」と言われるだけでした。医師の言葉を信じて、家でケアをつづけることに。しかし息子の症状は、いっこうによくなりません。

日中はなんとか水分をとっていたのですが、夜にはぐったりして水分さえ受け付けなくなってしまいました。やはり様子がおかしい…。時計を見ると夜中0時をまわっていました。

夜間急患医療センターでもう一度診てもらおう。そう思い立った時でした。突然息子の顔がこわばり、真っ青になったんです。初めて目にする「けいれん」でした。

けいれんが何度もつづき、救急車を呼んだ

さっきまで温かかった息子の体が一気に冷たくなっているのを感じ、気が動転して足がすくんでしまいました。しばらくすると治まりましたが、数分後にまたけいれんが起こります。

そばに夫がいたのが幸いです。すぐに救急車を呼び、病院へ向かいました。どうして小児科では大丈夫だと言われたのか。その時は大丈夫だったのかもしれませんが、怒りと悔しさであふれました。

命の危険さえ感じた、重度の脱水症状

自宅から病院まで約30分かかりました。これほどまでに時間が長いと感じたことはありません。救急車の中でもけいれんを起こし、到着しても…。

医師が「けいれん止めのお薬を!」と叫んでいます。まわりの看護師さんがバタバタする様子を見て、緊急を要することが分かります。息子は重度の脱水症状に陥っていたんです。

息子は意識を失ったままでした。こんなことになってしまったのは私のせいだ…。怒りと悔しさ、悲しみあらゆる感情であふれかえりました。

息子の命を奪おうとしたロタウイルス

けいれん止めの効果があらわれ、やっと症状が落ち着いてきました。息子の意識も戻り、うれしくて涙が止まりませんでした。けいれんを何度も起こしましたが、幸い後遺症はありませんでした。

息子の命を奪おうとしたのは「ロタウイルス」でした。当時はまだワクチンがなく、息子以外にもロタウイルスで入院している子どもたちがたくさんいました。

子どもを守るのは親

低月齢の子どもほど重症化しやすい病気だと知り、もっと早くに検査をしてもらうべきだったと悔やみました。子どもを守るのは親です。心配な時は検査ができないか医師に相談したり、ほかの病院へかかってみるのも方法だったと今では思います。

息子は約1週間入院し、無事に退院することができました。立ち会ってくれた医師や看護師さんには、頭が上がりません。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

おわりに

この病気体験から約7年が経過しましたが、当時の記憶は鮮明に残ったままです。命より大切なものはこの世に存在しません。勉強ができなくてもいい、走るのが遅くてもいい、ただ元気に笑顔で過ごしてくれるのなら、これ以上の幸せはないと思っています。

※記事の内容は、あくまで体験談です。
すべての状況に当てはまるとは限りませんので、ご理解のほどお願いいたします。
また投稿日時点での情報になりますので、正確な情報は公式HPなどでご確認をお願いします。

この記事を書いた人

一男一女のアラフォーママです。子育てのかたわら、在宅ワーカーとして働いています。ライター歴5年。グルメやお出かけなど、楽しいことが大好きです。実体験をもとにした妊娠・子育て記事をメインにお送りします。大手子育てサイトにて年間千件以上の記事執筆経験あり。

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